美肌

プエラリアとアルコール

タイを原産とする植物「プエラリア」には、ミロエステロールやプエラリンなどといった女性ホルモンを活性化する植物性エストロゲンが含まれています。
これらを摂取すると体内で女性ホルモンと似た効果を発揮し、バストアップや美肌、ダイエットや骨粗鬆症の予防などにも効果があるとされています。
女性のための植物とも言えるプエラリアですが、近年行われた臨床研究によって、プエラリアに含まれる成分がアルコール依存症の改善に効果的であることが判明しました。

1週間に数十杯の飲酒を行うアルコール依存の患者さんに対して行われた実験では、プエラリアのツタから抽出した成分を投与した結果、飲酒回数の減少とともにアルコールに依存しないという結果が出たそうです。
またそれと同様に、アルコール依存症ではない成人に対しても、規定量のプエラリンを投与して実験が行われました。
その結果、プエラリンを投与された成人の飲酒量はやはりアルコール依存症患者と同じく減少傾向にあり、投与しなかった被験者よりも2割ほど少なくなったということです。

プエラリアに含まれる成分は大部分がショ糖で、その他はプエラリンやゲニステインといったフラボノイド、食物繊維などから構成されています。
これらの成分がなぜアルコール摂取量に影響を与えるのか、詳しい仕組みなどはまだ分かっていませんが、摂取量を抑えるという効果は実験でも明らかになった通りです。
したがって、女性だけでなく男性にとってもプエラリアは有効なものと考えられます。

もちろん摂取量は既定の量をきちんと守り、過剰摂取などは避けるようにしてください。
確かに、プエラリンやゲニステインのようなフラボノイドには精神を安定させる作用があるということも既に論じられています。
もしもフラボノイドに心を落ち着ける力があるなら、アルコールに依存しなくても精神的な安定感が得られることになります。
プエラリアとアルコールの関係にはまだまだ謎が多いのですが、今後の研究でさらに解明されることに期待したいですね。

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